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ねじの規格の表現方法

管用(くだよう)ねじ;

管用ねじはガス管や水道管等の配管などの接続に用いられるネジです。
「平行」「テーパー」があり、さらに国際規格の「ISO」米国規格の「NPT」があり、
規格が違うのでねじを混用しないように。

管用平行ねじ 管用テーパーねじ

ISO  ねじ山の角度 NPT  ねじ山の角度

ISO規格

ISO、JISで規格化された配管用ねじで、世界中で使用されている。
ピッチはインチ表示をする。
「PT」などの表記は旧JIS規格で、現在は「R」とISO規格に記号表記が変わっているが、
どうも馴染みが薄いので下記に表にしてみた。

管用テーパーねじ : 水密・気密を必要とする部分
ねじ全体にテーパーが付いてるのが特徴、おねじをめねじに対して締め込むと自然におねじとめねじの
隙間が少なくなっていく。
ピッチはメートル細目ねじに準じて小さくなっています。
管用テーパねじは、ピッチで表示せず1インチ(25.4mm)あたりのねじ山数で表示します。
・気密性を高めるために、ねじ全体が、1/16テーパ(勾配)になっている。
ねじ込みだけでは、漏れが発生します。シールテープや塗布材で機密性を高くします。
 ねじ山角度   ISO規格   旧JIS規格  規格番号
テーパーおねじ 55° PT  JIS B 0203 

ISO 7/1
テーパーめねじ 55° Rc PT
平行めねじ 55° Rp PS


管用並行ねじ : 機械的接合を主目的とする部分
ISO、JIS規格の平行ねじで、ピッチはメートル細目ねじに準じて小さくなっています。
管用平行ねじは、ピッチで表示せず1インチ(25.4mm)あたりのねじ山数で表示します。
また、単に機械的結合を主に考えられているため、気密性は考慮に入れられていません。
シールにはガスケットが必要であるがシールテープではありません。
圧力の低い方から順に パッキン、Oリング・シール、リテーニング・リングを使用します。
 ねじ山角度   ISO規格  旧JIS規格  規格番号
管用平行おねじ 55° (A)(B) PF  JIS B 0202 

ISO 228/1
管用平行めねじ 55° PF
*管用並行おねじ(G)には、有効径の許容差によって、A級、B級の等級がありGの後ろに表示されます。
*管用テーパーネジの平行めねじ「PS」と管用並行めねじの「PF」は同規格っぽいのだが、
厳密に言うと「寸法挙用差が異なる」ため異規格となっている。
・世間で流通している水栓金具はほとんどがストレートネジですが、壁出しの取り出し部は
テーパーネジでパッキンでとめる構造になっておらず、残念な事にシールテープを多めに巻いて
施工するのが主流となってます。



ANSI規格

「NPT」National Pipe Thread Taperの略で、アメリカ管用テーパーネジ。
 ねじ山角度   ANSI規格  規格番号
アメリカ標準管用
テーパーネジ
 テーパー  60° NPT  ANSI/ASME B.I.20.1 
アメリカ標準管用
耐密テーパーネジ
テーパー 60° NPTF
アメリカ標準管用
平行ネジ
平行ネジ 60° NPS
アメリカ標準管用
耐密平行ネジ
平行ネジ 60° NPSF


「管用テーパねじ」「アメリカ管用テーパねじ」とも「テーパ」は1/16であるが、
一部でネジ山角度、ピッチ、基本径もISOと異なる。
「PT」と「NPT」の違い
インチ呼び 和文呼び PT NPT
ネジ山数 ピッチ ネジ山
角度
おねじ めねじ ネジ山数 ピッチ ネジ山
角度
オネジ メネジ
(参考) 外径 内径 (参考) 外径 内径
1/8 一分 28 0.9071 55° 9.728 8.556 27 0.9407 60° 10.272 8.766
1/4 二分 19 1.3368 55° 13.157 11.445 18 1.4111 60° 13.572 11.315
3/8 三分 19 1.3368 55° 16.662 14.950 18 1.4111 60° 17.055 14.797
1/2 四分 14 1.8143 55° 20.955 18.631 14 1.8143 60° 21.223 18.321
3/4 六分 14 1.8143 55° 26.411 24.117 14 1.8143 60° 26.569 23.666
1" 一インチ 11 2.3091 55° 33.249 30.291 11 1/2 60° 33.228 29.694
*上記ピッチ外径・内径は机上で計算した参考値です。だってインチをミリにするなんてナンセンスですから。

この表を見てお気付きかと思いますが、舶来品のオートメーターの圧力計などは「NPT」を
採用しています。これに国産(ISO)PTアダプターを組み合わせてるのをよく見かけますが、、
よ〜く考えて組んでください。洩れて車が燃えますよ。


NPTオスとPTメスの場合
NPTオスの方がサイズが大きいので、PT用ダイスで削り、PTサイズに加工します。

PTオスとNPTメスの場合
PTオスの方がサイズが小さいのでそのまま入り、シールテープ等でしっかり組み付ければいいのですが、
ゆるくなるためお勧めできません。


少しはご理解いただけたでしょうか?
上記以外にもネジ規格はたくさん有りますが、自動車部品関係は上記くらいは判ってないと。
なんで、、そんな、、、恐ろしい組み方をって、、、、、のがあり危険です。
まぁ無知が招いた悲劇にならないように十分にご注意ください。。

資料

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